顔よりでかくなる大型きのこ?!アカヤマドリのイエロードリア


 
 

大型きのこアカヤマドリを発見!

 
 
9月下旬の事、横浜市のとある場所でオレンジ色のカサを持つきのこを見つけました。
アカヤマドリというきのこです。

①顔よりでかくなる大型きのこ?!アカヤマドリでイエロードリア

今まで菌友のシロ(きのこが採れる場所のことをシロと呼びます)では何度か見たことがあったのですが自分で見つけたのは初めて。
とてもテンションが上がりました!

1本見つけて喜んでいたら、その奥にもぽこぽこアカヤマドリが生えています。
うひょー!

こちらは幼菌ちゃん。
②顔よりでかくなる大型きのこ?!アカヤマドリでイエロードリア

美菌が多く愛機のミラーレス一眼レフを持っていなかったのが悔やまれます。
(iPhoneで撮影)
 
 
実はこのアカヤマドリ、食用になるんです。
という事で少し採取してきました。

③顔よりでかくなる大型きのこ?!アカヤマドリでイエロードリア
 
 

アカヤマドリはどんなきのこ?

 
 
アカヤマドリ(赤山鳥)は夏~秋頃、雑木林などに発生するきのこです。
大型に育ち、カサの裏面はスポンジ状に無数の穴が空いています(管孔、かんこうと言います)。

カサの裏面。ヒダは無くスポンジ状。
④顔よりでかくなる大型きのこ?!アカヤマドリでイエロードリア

成菌になると直径30㎝くらいになる個体もあるそう。
これは以前見つけたアカヤマドリと子供の顔比較。

⑩神奈川県の会社員が見た天然きのこ Best3【2015年まとめ】

大きいので見つけた時の感動もでかいきのこです!
 
 
こちらは今回採取した個体のひとつ。
139gはおそらくまだまだ小さい方だと思います。

⑤顔よりでかくなる大型きのこ?!アカヤマドリでイエロードリア
 
 
香り高いきのこポルチーニの和名をヤマドリタケと言いますが、赤いカサを持ったヤマドリタケに似たきのこだから”アカヤマドリ”と名付けられたんだと思います。
(見た目も香りもヤマドリタケとは全く別物ですけどね)
 
 
だけど、なんでアカヤマドリタケって、”茸(タケ)”を入れずに省略してしまったのでしょう?
初めて聞いた人は鳥の名前だと思ってしまうのではないでしょうか。
 
 

アカヤマドリの下処理・保存方法

 
 
採取してきたアカヤマドリ、まだ何の料理にするか決まっていなかったため、とりあえず下処理して冷凍保存することにしました。
下処理は切り離し⇒虫出し⇒カット⇒冷凍保存という行程で行いました。
 

≪下処理方法≫

 
①切り離し

アカヤマドリの軸とカサを切り離します。
このきのこの場合は手で簡単にもげました。
きのこによっては難しい場合もあるので、そういった際は包丁で切り離しましょう。

⑥顔よりでかくなる大型きのこ?!アカヤマドリでイエロードリア
 
②石突(軸の下部、地面に設置していた側)を切り落とします。

⑦顔よりでかくなる大型きのこ?!アカヤマドリでイエロードリア
 
③虫出し

軽く汚れなどを洗い、ぬるま湯に塩を入れきのこを10分程浸し中に入っている虫を出します。

きのこは洗うと風味が落ちる、というご意見もありますが天然きのこは別。
土がついていますし虫なども普通に入っているのでこの工程は必須です。

⑧顔よりでかくなる大型きのこ?!アカヤマドリでイエロードリア
 
④カット

料理に合わせた形状できのこをカットします。
今回は少し大きめにカットしておきました。
 

カットしたカサ。ケーキみたい。

⑨顔よりでかくなる大型きのこ?!アカヤマドリでイエロードリア
 
軸は板状にカットしました。

⑩顔よりでかくなる大型きのこ?!アカヤマドリでイエロードリア
 
⑤冷凍保存

冷凍保存対応のチャック付き袋に平らに入れ冷凍します。

⑪顔よりでかくなる大型きのこ?!アカヤマドリでイエロードリア
 
 
写真は自粛しますが、虫さん、やっぱりいらっしゃいました。
大きいきのこなので住み心地が良いのかもしれないですね。
 

さて、冷凍保存したアカヤマドリ。
いつもきのじかのレシピを作っている事務の篠田と相談して、今回はドリアを作ることにしました!
 
 
 
~きのこのじかんレシピ~

アカヤマドリのイエロードリア

 

≪材料≫4人前

冷凍アカヤマドリ(カット済み):200g
ご飯:お茶碗軽く4杯
玉葱:1個
ベーコン薄切り:120g
お湯:400㏄
コンソメ:2キューブ
とろけるチーズ:160g
バター:60~80g
オリーブオイル:適量
粉チーズ:適量
塩:少々
黒胡椒:少々
 

≪作り方≫

①材料をカットします。
冷凍アカヤマドリは半解凍し大きめのみじん切りに。
玉葱はみじん切り、ベーコンは2mmの細切りにします。
 
②鍋にオリーブオイルを敷き、カットした玉葱、ベーコン、アカヤマドリを入れ塩を一つまみして炒めます。

⑫顔よりでかくなる大型きのこ?!アカヤマドリでイエロードリア
 
③玉葱が透き通ったらお湯を入れ、コンソメを割り入れます。

⑬顔よりでかくなる大型きのこ?!アカヤマドリでイエロードリア
 
④ひと煮立ちしたらご飯、とろけるチーズを入れ、味をみて塩を振ります。

⑭顔よりでかくなる大型きのこ?!アカヤマドリでイエロードリア
 
⑤お好みの固さになるまで煮込みます。

POINT:チーズを入れると焦げやすくなるので鍋底から小まめに混ぜましょう。

 

⑥火を止めたらバターを入れよく混ぜ、器に盛り、粉チーズ、黒胡椒をかけて出来上がり!
※トッピングに炒めたアカヤマドリを乗せました。
 
⑮顔よりでかくなる大型きのこ?!アカヤマドリでイエロードリア
(レシピ&調理:篠田 万紀)
 
 

アカヤマドリのお味は?

 
 
調理しているとアカヤマドリからどんどん色が出て黄色いドリアになりました。
という事で此度の料理、勝手にイエロードリアと名付けさせていただきます!

アカヤマドリは食紅としても利用できそうです。

⑯顔よりでかくなる大型きのこ?!アカヤマドリでイエロードリア

それではさっそくいただきましょう。

うん、美味い!
アカヤマドリから濃厚な出汁がしっかり出ていてご飯に染み込んでいます。
チーズとの相性も良さそうです。

よりアカヤマドリの味を感じたいと思ってトッピングのアカヤマドリソテーだけを食べてみましたが、ふーむ、クセが無い感じ。
食べやすくいろんな料理に合わせやすそうなきのこです。
カサと軸は食感が異なっていて、カサ部分はしゃくっと柔らかく、軸は歯ごたえがあります。
 
 
残ったアカヤマドリでスープも作ってもらいました。
アカヤマドリの煮汁、かなり黄色いです。

⑰顔よりでかくなる大型きのこ?!アカヤマドリでイエロードリア

これもきのこの旨味がしっかり出ています。

ここにトマトとコンソメを入れて洋風スープに。
ふーっ、これも美味い!

⑱顔よりでかくなる大型きのこ?!アカヤマドリでイエロードリア
 
アカヤマドリはドリアやスープ、鍋など、出汁を活かした料理が美味しいです!
冷凍庫にまだ少しストックがあるので今度別のレシピも試してみようと思います。
 
 

アカヤマドリのイエロードリア、のまとめ

①アカヤマドリは夏~秋に発生する大型のきのこ
②天然きのこですが食用になります
③出汁は真っ黄色!料理の色付けにも利用できます
④美味しい出汁が出るのでドリアやスープ、鍋などによく合います

 
 



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