乾燥したなめこはぬめらないって本当?きのこ問屋で実験しました!


 
 

なめこ栽培キット

 
 
きのこ問屋の廊下で栽培していたなめこ栽培キット、1回目の収穫後も継続して世話を続け2回目と3回目も発生・収穫出来ました!
 

≪なめこ栽培キット参考記事≫
なめこ栽培キットが楽しいカモ?!【準備編】
自宅でナメコを収穫してナメコづくしを味わおう!【収穫編】
 

1本だけ先行して生えてきた2回目発生のおおなめこ

①乾燥したなめこはぬめらないって本当??きのこ問屋で実験しました!
 
もはやエリンギのような軸に。

②乾燥したなめこはぬめらないって本当??きのこ問屋で実験しました!
 
他のなめこもだんだん生えてきてはいるのですが、おおなめこには追いつかず、バランスが悪い株になりました。

③乾燥したなめこはぬめらないって本当??きのこ問屋で実験しました!
 
他の菌床もだいぶバラツキが見られます。

④乾燥したなめこはぬめらないって本当??きのこ問屋で実験しました!
 

 
【きのこ栽培・豆知識】2回目発生はバラつきやすい?

なめこの生産者さんにお伺いしたところ生産地でも2回目以降の発生はバラつきが出やすいそうです。
1回目は菌搔き(きんかき)という工程があり、培地表面の菌糸を均一に削り取り水をかけます。
 
≪菌搔きの様子≫

菌搔きによって菌糸に傷を付けたショック水分のショックでなめこの発生が促され、平らにならした表面から揃って発生しやすくなります。

2回目以降はこの菌搔き行程が無いためバラバラに発生しやすく、また大粒のなめこも2回目以降の方が出来やすいのだそうです。
(余談ですがきのこ問屋の社長 市岡は大粒なめこの方が小粒より美味しい!と言っております)
 
経営的な話になりますが、1回目は形が揃うため収量や収穫時期が計算しやすいのに対し、2回目以降は大粒など魅力的ななめこができる半面、発生がバラバラで生産効率が悪くなる面もあり、生産者さんによって2回目を発生させるかさせないか悩ましいところみたいです。

 
 
さらにまばらになった3回目発生。

⑤乾燥したなめこはぬめらないって本当??きのこ問屋で実験しました!
 
 

乾燥なめこにしました

 
 
今回は収穫したなめこの大部分を家庭用乾燥機を使い、乾燥なめこにしてみました。

⑦乾燥したなめこはぬめらないって本当??きのこ問屋で実験しました!

以前生産者さんに『なめこは乾燥させるとぬめらない』と聞いた事があり、いつか実験したいと思っていたんです。

なめこ実験、今こそ自穫りなめこでやってみたいと思います!
 
 

乾燥なめこはぬめるのか?実験

 
 
ということで早速実験を行います。
 
 

≪今回の実験手順≫

①生鮮なめこ、乾燥なめこを用意します。

⑧乾燥したなめこはぬめらないって本当??きのこ問屋で実験しました!
 
②お椀に入れ熱湯を注ぎ3分待ちます。

⑨乾燥したなめこはぬめらないって本当??きのこ問屋で実験しました!
 

≪実験結果≫

それではそれぞれ見ていきましょう。
 

まずは生鮮なめこ

さすが滑子(なめこ)というだけあって、バリアーの様にぬめりに包まれているのが確認できます。

⑩乾燥したなめこはぬめらないって本当??きのこ問屋で実験しました!
 
このぬめりが可愛いですよね!
つるつるして箸で掴みにくいです。

⑪乾燥したなめこはぬめらないって本当??きのこ問屋で実験しました!
 

次は乾燥なめこを見ていきましょう。

一見してあまりバリアーが出ていないように見えます。

⑫乾燥したなめこはぬめらないって本当??きのこ問屋で実験しました!
 
箸で掴んでみてもぬめりは確認できませんでした。

⑬乾燥したなめこはぬめらないって本当??きのこ問屋で実験しました!

大粒なめこのみ、カサの外周から微妙にヌメリが出ているのが見られますが、生鮮なめこに比べると明らかに少なくなっています。
 
 
 
と言うことで結論

なめこは乾燥するとぬめりが出にくくなる!

 
と言うことが実証できました。
 
 

乾燥なめこの使い道

 
 
乾燥するとなめこ最大の特徴であるぬめりが出なくなるという、ある意味残念な実験結果に。
なめこは生で食べた方が美味しいのかもなぁ。

さて、実験に使用したなめこ、もったいないのでなめこ汁にする事にしました。
乾燥なめこも生鮮なめこも鍋に投入し煮込んでいきます。

うーむ、大粒なめこ、迫力が違う。

⑮乾燥したなめこはぬめらないって本当??きのこ問屋で実験しました!
 
それでは自家製なめこで作ったなめこ汁、頂きます。

こ、これは!!
かなり美味しいぞ!!

いつものなめこ汁より濃厚にダシが出ています。
これは乾燥したことで細胞壁が壊れ、なめこの旨味がお汁の中に溶け出しやすくなったためいつも以上にダシが出たんだと思います。

採れたてのなめこを使っているということもあり、えぐみも一切ない美味しいなめこ汁が出来ました。

⑯乾燥したなめこはぬめらないって本当??きのこ問屋で実験しました!
 
乾燥なめこはダシ取り+具材として利用出来そうです。
なめこ汁だけでは無く鍋や炊き込みご飯にも使ったって美味しそう。

オシャレ鍋などなめこの旨味は活用したくてもヌメらない方が良い、そういう需要だってあるはずです。

そんな時は乾燥なめこ!

とぜひ覚えて頂ければ幸いです。
 
 
 
最後にちょこっとCMを。
乾燥なめこ、実はきのこのじかんオンラインショップでも販売しております!

なめこ屋さんのいつでもなめこ

⑤なめこ屋さんのいつでもなめこ【すぐ使える乾燥なめこ】

いつでもなめこは乾燥なめこ、乾燥わかめ、乾燥ネギが一緒に入っている商品です。
その名の通り食卓に常備していつでもぱぱっと使えます。
水戻し不要でそのまま鍋の入れ5分程度煮るだけ、味噌汁などの汁物だけでなくラーメンやスパゲッティ、炊き込みご飯にしても美味しいです。
乾燥なめこ、使ってみたいという方はぜひいつでもなめこでお試しくださいませ~!
 
 

乾燥なめこはぬめらない?のまとめ

①乾燥なめこは生なめこに比べぬめりが出ない。
②細胞壁が壊れるため、乾燥なめこの方がダシが出やすくなる。
③乾燥なめこを入れて作ったお味噌汁は絶品!!

 
 
 

おまけ:回転なめこ動画

 
 
なめこの菌床を回して動画にしてみました。
これと言って使い所が無いのですが、疲れている時などにボーっとご覧ください。


 
 



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