伝説の椎茸ジュース『ホレステリン・ソーダ』を再現してみよう!


 
 

その昔椎茸のジュースが販売されていた

 
 
伝説の椎茸ジュース『ホレステリン・ソーダ』をご存知ですか?
きのこの菌を生産者さんに販売する種菌メーカー森産業さんが開発した、椎茸の抽出エキスを使った”しいたけ風味飲料”です。

これはきのじかスタッフ 露木の想像ですが、美味しいものをつくる!というより、どうやったら健康に良い椎茸を毎日気軽に摂取していただけるんだろう。
そんな想いから製造された商品だったのではと思います。

すでにずっと昔に終売となっていますが椎茸×ソーダーというその強烈なインパクトで多くのきのこファン達の間でいまだに語り継がれています。

露木は飲んだことは無かったのですが、先日お伺いしたきのこ茶屋(群馬県桐生市)で何気に見上げた壁に『復活 ホレステリン・ソーダ』の張り紙が!

25椎茸神社ときのこ茶屋に行きたい!群馬きのこ三昧ツアー

もちろん即注文しました!

出てきたのがこちら。一見コーラです。

26椎茸神社ときのこ茶屋に行きたい!群馬きのこ三昧ツアー

味は椎茸ダシが前面に押し出され、炭酸だけがジュース感を演出してきます。
・・・正直美味しくは無いのですが、飲んでいるうちにまた一口、また一口と味わいたくなる不思議な飲み物でした。
 
≪参考リンク≫
椎茸神社ときのこ茶屋に行きたい!群馬きのこ三昧ツアー
 

このきのこ茶屋さんも2017年5月末日に惜しまれながら閉店し、またもやホレステリン・ソーダは伝説の飲み物となってしまったのでした。
 
 

椎茸ソーダを作ってみよう

 
 
もう飲めないと思うと飲みたくなるホレステリン・ソーダ。
それに、死ぬ前に一度は飲んでみたいと夜な夜な悶絶しているきのこファンも多いのでは?
 

よぅし。ここはきのこのじかんが一肌脱いで再現してみよう!

 
ということできのこ茶屋での味を思い出しながらなんちゃってホレステリン・ソーダを作ってみることにしました。
 
 
使用する椎茸はこちら。

有機乾し椎茸 香信(こうしん)

①有機原木乾しいたけ香信【国産原木しいたけ】
(きのこのじかんオンラインショップ:販売ページ
 
 
愛媛県の大野さんという方が栽培した有機の原木椎茸で、そのダシはお客様から
『日本酒、古酒のような味わい』
『戻し汁が透明なのがキレイ。味もスッキリとしている』
『これぞ乾椎茸のスタンダード風味』
といった感想を頂いています。

これならより美味しい椎茸ソーダが作れること間違い無し!
 

香信という規格はどんこに比べて少しカサの厚みが薄く戻し時間が短くて済むため、この規格で実験しました。
(ちなみにどんこの戻し時間の目安が10時間に対し香信は5時間です)

①伝説の椎茸ジュース『ホレステリン・ソーダ』を再現してみよう!

ざっくり、こんな流れで作ってみます。
 

椎茸ソーダ 工程表

①乾し椎茸からダシを取る
②戻し汁を加熱する
③漉す
④冷蔵庫で冷やす
⑤炭酸水で割る
 
 

椎茸ダシの取り方

 
 
まずは乾し椎茸のダシを取っていきます。
ダシの取り方は表参道のフレンチレストラン、kiki harajukuの野田シェフが考案した椎茸酒のレシピを参考にさせていただきました。

kiki harajuku(公式HP
〒150-0001 東京都渋谷区神宮前6丁目9−9
 
 

椎茸だしの取り方

・有機乾し椎茸 香信 10g
・水 300g
・塩 2g

※有機乾し椎茸 香信が35g入り袋のため実際は3.5倍の分量で作りました。
 

①乾し椎茸は水に浸し、冷蔵庫で5時間戻しておきます。
タッパーや密閉袋を使うと便利です。

②伝説の椎茸ジュース『ホレステリン・ソーダ』を再現してみよう!
 
②①を鍋に戻し汁ごと入れて火にかけます。ひと煮立ちしたら弱火にして蓋をし、約10分煮ます。
途中アクが出たら取り除きます。

③伝説の椎茸ジュース『ホレステリン・ソーダ』を再現してみよう!
 
③塩を加えて味を調えます。
 
④ザルにあげ椎茸をスプーン等で押して最後の1滴までダシをとります。
再度ペーパーを敷いたザルで漉したら椎茸ダシの完成です。
粗熱をとり冷蔵庫で保存します。

④伝説の椎茸ジュース『ホレステリン・ソーダ』を再現してみよう!
POINT①:乾し椎茸は冷蔵庫で時間をかけて戻すことで、旨味成分のグアニル酸がたくさん生成されます。

詳しくはこちらの記事をご覧ください。
乾燥椎茸の正しい戻し方、生産者さんに聞きました!

POINT②:椎茸ダシを2回漉す事で味と口当たりを良くします。

 

出来上がった椎茸ダシがこちら。
きれいな色に仕上がりました!

⑤伝説の椎茸ジュース『ホレステリン・ソーダ』を再現してみよう!

椎茸ダシ30gに対して、辛口の日本酒60gを加えて混ぜるのがkiki harajukuさんの椎茸酒レシピ。
お酒好きさんはぜひお試しを。

が、今回作るのは椎茸ソーダ!
早速炭酸水と合わせていきます。
 
 

自家製椎茸ソーダのお味は?!

 
 
炭酸水は強めの方が良さそうな気がしたので赤いラベルのウィルキ○ソンを使用。

⑥伝説の椎茸ジュース『ホレステリン・ソーダ』を再現してみよう!

椎茸ダシと炭酸水の割合は下記3パターンを試してみることにしました。
 

A、椎茸酒と同じ分量  椎茸だし 1:炭酸水 2
B、ハーフアンドハーフ 椎茸だし 1:炭酸水 1
C、椎茸感アップバージョン 椎茸だし 2:炭酸水 1

 
 
まずは椎茸のダシを注いで・・・

⑦伝説の椎茸ジュース『ホレステリン・ソーダ』を再現してみよう!
 
炭酸水を足します。

⑧伝説の椎茸ジュース『ホレステリン・ソーダ』を再現してみよう!

あれ、きのこ茶屋のホレステリン・ソーダよりだいぶ色が薄い?
コーラというよりジンジャーエールみたいな見た目になりました。

⑨伝説の椎茸ジュース『ホレステリン・ソーダ』を再現してみよう!

ホレステリン・ソーダは椎茸ダシではなく、うたい文句にある”椎茸の抽出エキス”で製造しているから色が濃いのかもしれません。
 
 
それでは飲んでみます。

あっ、こんな感じ!!!

乾燥椎茸のダシ味が最初にぶわっと感じられ、後から来る炭酸とのなんともいえないミスマッチ感。
だけどまたもう一口行きたくなる、この感じ。
だいぶホレステリン・ソーダに近付けている気がします!

自分の舌の感覚ではAが一番バランスが良く飲みやすく、B⇒Cとダシが濃くなる程に(当然と言えば当然ですが)飲むのがきつくなってきました。

⑩伝説の椎茸ジュース『ホレステリン・ソーダ』を再現してみよう!

健康の為、と割り切ればAなら毎日飲むこともできそうです。
今までホレステリン・ソーダを飲みたくても飲めなかったきのこファンの皆様、怖いもの見たさのチャレンジャーの皆様、ぜひお試しくださいませ。
 
 
 
残った椎茸のダシ、もったいないので昼に加熱して醤油をちょこっと加えお吸い物にしたところ・・・

うおー、うめぇ!!

やっぱり椎茸の戻し汁はダシとしてとても優秀なのだということを再認識したのでした。

⑪伝説の椎茸ジュース『ホレステリン・ソーダ』を再現してみよう!
 
 

椎茸ソーダを作ろう、まとめ

①昔ホレステリン・ソーダという椎茸のジュースがありました
②終売となってしまったため椎茸ダシ+炭酸水で再現してみることに
③椎茸ダシに対し2倍の炭酸水でだいぶ近い味に再現出来ました
④椎茸ダシをお吸い物のダシにしたところとても美味しかった!やはりこちらの使い方の方が正しい

 
 



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